このブログでは、舌がんと診断された私の妻(37)の闘病生活や、妻と私(39)の日々の暮らしについて書いていこうと思います。
ちなみに、うちは妻と私の二人暮らしです。子供はいませんが、ペットのオカメインコが一羽います。
喉の痛み
先月からあごと舌の間あたり、喉の付け根が痛いと言っていた妻。「親知らずのせいで痛いのだと思うから、歯医者に行ってくる。」と言ったのが先月後半。「あの、病院嫌いの妻が、自分から医者に行くとは!」と少し感動しましたが、それほどまでに痛いのかと逆に心配になってはおりました。
妻は、病院がとにかく嫌いで、年に一回の健康診断も何かと理屈を付けて全然行こうと致しません。右の前歯が欠けた時も、病院に行くくらいなら放置でかまわない、とすきっ歯のままにしている位です。(治療費がないわけではありません。念のため)
今月はじめに親知らずを抜いたものの、痛みは減らず増すばかり、固形物を飲み込む度に激しい痛みが襲う状態に。
「これは、親知らずではないかもしれない。耳鼻咽喉科に行ったほうがいいかも。」と言いつつもう一度歯医者に行った所、「口の中の荒れがひどくなっている。紹介状を書くから、口腔専門の先生に観てもらいなさい。」と言われたのが四月最終週。それで妻は、GWの真っ直中、4月30日に、東京歯科大学市川病院に行きました。
初診内容
この日は細胞検査と、造影剤を打ってCTを取りました。
MRIは予約がいっぱいだったので、翌週です。
しかし本日の検査結果だけで、お医者さんは「これは、がんかもしれない。組織検査の結果が出る来週はじめに、家族の人も連れてきて下さい。」と妻に言ったとの事。
妻からその話を聞いた時には、大変な衝撃を受けましたが、自分がうろたえてもしょうがないので、落ち着いて考えようと思い直しました。
闘病の決意
うちは、妻に一定の生活費を毎月渡し、やりくりしてもらう、という方式なのですが、がんともなると医療費が高額になるのが予想されます。妻には、当件の医療費はこちらで出すという話をしました。
その後、インターネットで妻の症状から考えられるがんについて調べました。喉のがんは、自覚症状がある時点で結構重症なようで、手術しても声が出なくなる後遺症があったりするとか。
世界一可愛い声質の うちの妻の声が聞けなくなるかもしれない、と思うだけでたまらなくさみしい気持ちですが、少しでも生存の可能性が高くなる方向でがんばろうと思いました。二人で過ごす残りの人生に悔いが残らないように。
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