かくして妻は2月9日(水)に退院しました。
退院後の流れをざっくり記載します。まずは2月9日(水)
- 2月9日(水) 1日目
- 12時半、妻の実家でネブライザー・吸引器など回収。
- 箱が10箱くらいあり大変。だから前日運びたかったのに。時間拘束が増えるのは嫌だとパピィがいうので退院手続き30分前にやることになったのです。こちらの負担が増えるのはおかまいなし。いつものことですが。
- 13時、退院手続き。
- 差額ベッド代が心配でしたが、なぜか緩和ケア病棟に移動した後は個室だったのに差額ベッド0円でした。なんて良心的な病院なんだ。さすが公立病院。ありがとうございます! 某さくら病院とは違うな、、、!
- ちなみに入院費は約20万円でした。
- 14時 退院。介護タクシーのリクライニングできる車椅子で移動。途中ケアする看護師を一人つけてもらい、一時間の移動で正味20000円也。到着時に現金払いです。
- なお、介護タクシーについていくのに集中していたところ、途中いきなり左から右折してきた車とぶつかりそうになりました。危ない。
- 車椅子をそのまま家の中までゴロゴロ転がしてもらい、介護ベッドに移動しました。妻に「もう本八幡だよ。」と言ったら嬉しそうに笑って「ありがとう」と言ってくれました。もう口がほぼ動かず、舌もないので、慣れていない人には「ふぁひふぁほー」と聞こえたと思います。
- 15時 諸々設営
- 訪問看護の方と、ケアマネージャーの方とでそれぞれ妻のケア準備や契約に必要な書類整理など進めて頂く。大人用おむつなど一部は本日宅配便で届いたのでその横であけて使ったりしました。
- 訪問医療の先生が到着2時間遅れとなりましたが、訪問看護のほうは初日支援ということで時間制限なしで待ってくれていました。ありがとうございます。次回からは90分くぎりです。
- お医者さんに栄養を相談したものの、経管栄養は負担が大きいから勧めないとのこと。口でとれる分にはとるのがよいということで、本人に聞いたらがんばって飲むというので、それを信じてなにもしないことに。バカでした。
- 皆さんは18時くらいには撤収。妻とエルドと三人きりになりました。
- 妻、筆談で、お風呂に水をためよとか、ドアをしめろとか訴えてきました。水はもしもの時のために、とのこと。いつの記憶なんだ。水はベランダに2リットルのペットボトル40本ほどあるから大丈夫という話をしました。ドアは、もう閉まってるよと伝えたのですが、閉まってるのにしめよといい続けるので、困りました。これが噂の「せん妄」というやつでしょうか。
- その後、妻に水を飲んでもらおうとするも、1時間かけて、50ccしか飲めず、その後は飲ませようとしてもこばすだけ。妻の体重だと1日1リットルくらいはほしいところです。
- このままだと脱水症状で死んでしまうので、お医者さんに相談いれ、翌日点滴をしてもらうことになりました。
- ほんとうは栄養補給でエンシュアも飲んでほしかったですが、水を飲めないのにエンシュアを飲めるはずがありません。だから去年、胃ろうをしようとあれほど言ったのに。パピィのバカヤロウ!
- 夕方の座薬を二つ使うと、妻は寝てしまいました。一つは痛み止め、もうひとつはけいれん防止です。
- 12時半、妻の実家でネブライザー・吸引器など回収。
(24.9.13) このブログが最終回を迎えたことに伴い、限定解除しました
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