2月9日(水)以降、半年以上更新が滞ってしまいすみません。
現状、このようなことになっています。
まさに涙も乾く感じです。。。悲しんでいる暇もありませんね。
在宅療養
- 2月9日(水) 妻 退院
- 毎日訪問看護 & 在宅療養
- お見舞いにいらしていただいた方々、励ましてくださった方々、ありがとうございます
- 2月27日(日) 妻 他界
葬儀/法要
- 3月6日(土)〜7(月) 葬儀
- コロナ下で参列が難しい状況の中、葬儀に参列いただいた方々、ありがとうございました
- また遠方よりお花やお線香などお送り頂きました方々、ありがとうございました
- 4月16日(土) 四十九日法要
- 5月25日(水) 百箇日法要 諸事情(下記)により義父母は呼ばず。
相続 もとい 争族 サマリー
- 3月〜5月 遺産分割協議 がまとまらず
- 6月〜7月 家庭裁判所 遺産分割調停
- 8月 義父(=パピィ)の異議申し立て
- 10月〜 家庭裁判所 遺産分割審判
という感じであります。
詳しい話は 下記 ↓ にて、、(時間のある方むけ)
なお、下記については、義父母の個人情報、ならびに当該遺産分割審判を特定できるような情報は含んでいません。「裁判所でのやりとりをブログに載せていいの? 」と心配する人がいるかもなので念のため。。。
(24.9.13) 裁判無事完了したので、限定解除しました
争族 詳細
3月〜5月 遺産分割協議がまとまらず
- 遺書はないので法定相続分で分けましょう、遺物については手元におきたいものがあれば言ってくださいという話を義父母にする。また、各銀行を回って遺産目録を作成。
- 義父(=パピィ)、なぜか下記を要求。1=意味不明 2=は??? 3,4=離婚とかと勘違いしている模様
- 義父: 遺産のうち、父母が贈与した分を無条件で父母に返還
- 意味がよくわからない。いまさらもったいないと思ったのでしょうか。ならば、あげなきゃいいのに、、
- 正直、要求がこれだけだったら考えなくもなかったですが、この後にでてくるあとのやつがあまりにもあんまりな要求のオンパレードだったので、「は????? 寝言は寝てからいってくださいね〜」状態です。
- 義父: 妻が父の実家で過ごした15ヶ月分の家賃8万円+生活費数万円 (???)を夫に請求
- 生活費については実は生前話があり。正直「実家療養でお金とるの!? それなら、うちで過ごしてくれて全然いいんですけど」と思いましたが、ご両親も老い先短い身、できるだけ親元で過ごさせてあげたほうが親孝行であろうと思い、実家住まいは継続し、その上で、妻への月々のお金とは別に、義父に生活費として月々3万円ずつ払っていました。
- しかし、後日裁判所に提出した資料によればこの3万円というのは義父的には少なかったようで「生活費が3万円で足りると思っているようだ。」的なコメントを義父が裁判所向けに行っていました。は??? 実家は何かの業者ですか???
- しかもそれに加えて家賃とは???
- 8万というのは近所のワンルームマンションの家賃からとったらしい。妻の寝てた部屋って別にキッチントイレ風呂とかなかったですが、、、
- 病身の娘が実家で過ごしている時に、娘が実家で過ごす分の家賃(???)を夫からせしめてやろうと思っていたってことになりますが、その精神が理解できません、、、誰かぼくに説明して、、、仮にも実の娘ですよね、、、?
- 義父: 結婚してからの夫の給与のうち(月16万円-妻に振り込まれていない分)を本来の妻の遺産として加算
- 共働きの時期はどうするのとか、専業主婦になってからも家賃・光熱費・携帯代・医療費などいろいろ夫婦の分担をどうするかという話があると思うのですが、、、
- 義父によれば、そうしたものはすべて夫が払う前提で、しかも純粋なお小遣い? 月16万ずつを夫は妻に振り込むべきなのだそうです。なおこの16万円というのは特に義父が義母にそうしていたわけでもはなく、僕の給与水準からするとこの金額が妥当と考えるとのこと。(義父に給与教えてませんが、、、妄想給与???)
- 【注意】ここから先、義父の主張、色々整合性がとれていないですが、、、義父の脳内基本方針として「(1) 妻[娘]の金は父の金。(2) 結婚後の義理の息子の金の半分は妻[娘] の金、すなわち父の金。」という方針の元、あらゆる難癖をつけて義理の息子から金をとろうとしているように思われます。それを前提にして読むと良いと思います。
- 義父: 結婚後、夫が購入した夫名義のマンションの時価の半分を遺産に加算
- 義父: 上記1〜4の結果、妻の預貯金等は全額父母が相続。夫は、ん百万円を父母に支払え。
- 義父: 遺産のうち、父母が贈与した分を無条件で父母に返還
- 葬儀屋が紹介してくれた弁護士の先生に、法律的に上記が正しいのか相談したが、いずれも誤っている旨を確認。しかし義父は「上記は常識の範囲」と一切話を聞かず。
- なお、この間、義母(=マミィ)は一言も意見言わず。いつも帰りがけにお弁当をくれました。ありがとうございます。
↓うちの向かいの司法書士の先生にも確認した「相続の基本」 (図: 夫)
ぼくも相続が自分ごとになるまで細かいところまでは理解していませんでした。
6月16日(木) 遺産分割調停 一回目
- 家庭裁判所にて
- 夫と、義父のみ参加。義母は体調不良で休みとのこと
- 義父、なぜか上記1〜5に加え下記1〜5を主張 (ほんとは数十あるけど細かい分は割愛)
- 義父: そもそも妻は夫に殺されたも同じなので夫には相続権がない。
- 義父: 妻ががんになったのは、夫が妻に生活費 (=注: お小遣い) 月16万を支払わず、十分な健康診断を受けられなかったため。
- そもそも病院嫌いで健康診断行きたがらなかったのは本人です。無理やりにでも行かせれば良かったという後悔はいまもありますが、、、
- ↓懐かしの、このブログ第一話より
-
妻は、病院がとにかく嫌いで、年に一回の健康診断も何かと理屈を付けて全然行こうと致しません。右の前歯が欠けた時も、病院に行くくらいなら放置でかまわない、とすきっ歯のままにしている位です。(治療費がないわけではありません。念のため)
- https://elfira.net/yawata/kt/2011/04/30/post-0/
- 言うに事欠いて「がんになったのは夫のせい」は、そりゃないでしょう。
- 義父: 妻がてんかんになったのは、入院時の支払義務者に妻の名前を記載するなどの虐待 (?) を行い、経済的に圧迫していたため。
- 本人が支払義務者で、夫は連帯保証人です。これって普通じゃないですかね?
- 支払義務者と連帯保証人は兼務できず、連帯保証人は働いている人でないとなれません。義父が連帯保証人になってくれたのでしょうか? しかしこの義父はそんなことお願いしたら保証料を請求しそうですね、、、それなら保証会社に頼んだほうがましですね
- 義父: 妻ががんになったのは、夫が妻に生活費 (=注: お小遣い) 月16万を支払わず、十分な健康診断を受けられなかったため。
- 義父: また、夫が妻に生活費を振り込んだ後、同額が引き落とされている。これは夫が妻にかくれて生活費を引き落として回収してうばっているものである。よって全額返却させるべき。<–??? 何のために夫はそんな面倒なことを???
- 義父: 妻が解約した口座は、夫が妻に隠れて解約し着服したものである。解約時の金額を夫から全額返却させるべき。 <—??? 夫を泥棒呼ばわりです 妄想もたいがいにせよ
- 義父: 妻の保険金のうち振り込まれていない分がある。これは夫が着服しているので夫が回収させるべき。 <—-??? 代理請求して医療費として払ってますが? そもそも義父の主張では「医療費は夫が払うべき」なのだから代理請求に異を唱えるのはおかしいのでは???
- 義父: 妻が倒れた時に財布の中に入っていたお金も遺産分割の対象になるはず。
- 現金というのは財布の中のはもちろんのこと、遺品整理の過程で色々出てくるものです。
- なので、当初は、うちと実家でそれぞれ遺品整理した段階で目録を作って分けようと思っていたため、預貯金の遺産目録には入れず、「遺品整理の過程で出てきた遺産については都度遺産分割協議を行う」とか、「遺品整理後に出てきた遺産についてはそれぞれ発見した相続人が相続する。」等としようと考えていました。
- しかしもはや遺品整理どころではないですね、、、
- ただもともとそういう想定であるというのは義父には話した気がするんですが、、すでにあるとわかっているお金を狙ってきたんですかね? それで裁判で喧嘩別れになったら実家にある遺産はネコババしほうだいですね〜。あっ、「娘のものは父のもの、娘名義の遺産も父があげてたら父のもの。それが常識、コモンセンス。」感覚だからネコババの意識すらないでしょうね。
- なお財布とかばんの中のお金は3万円ちょっとです。小銭だけで5000円以上あり、重かったので両替済みです。いつでも供託する準備はできていますが、それをやるなら実家も遺品目録作りなさいよと思います。実家の物品、結構ぼくが妻に貸してるものがありますよ。(主に書籍類)
- 義父: そもそも妻は夫に殺されたも同じなので夫には相続権がない。
- 上記内容を口頭で2時間くらい演説したらしく、調停委員から「紙にかいてまとめてきてください」と言われ一回目終了。
- なお義父の上記主張はこの時はこちらに伝わらず。調停では申立人と相手方は同席しないため、こちらとしては「何だか話が長かったようだな、、」という印象のみ。
7月14日(木) 遺産分割調停 二回目
- 今回も夫と義父のみ参加。義母は体調不良とのこと。
- 義父の主張が紙で出てくる (A4 十数枚位)
- 調停委員が、上記はいずれも認められないものと説得。どんな条件ならあなたはのむのか質問したところ、「父母にそれぞれ ん百万円 であればよい」と回答したとのこと。(なんだそれ)
- 「ん百万円」= 父母の相続分が法定相続分の二倍くらいになっている。が、もういいかげんうんざりなので、それでこの不毛な話が終わるならばと一旦了承し捺印。
- なお、終了後に義父の主張を紙でもらう。長いので帰宅後読んだが「こんなことを主張していたのか〜」と悲しみを通り過ぎてあきれ果てる。
7月28日(木) 家裁より連絡
- 義父が、義母の相続の振り込み口座連絡拒否する旨連絡してきたと話。これは異議を申し立ててくるかも、とのこと。(そちらの出した条件のママなのに、、、)
8月12日(金) 家裁より連絡
- 義父が義父母の連名で異議申し立てした。
- そのため、上記7月14日の調停内容は無効になる旨連絡。
- 遺産分割調停はこれで終了し、遺産分割審判に移行するとのこと。
- 義父の異議申し立ての理由は、「こちらは法律の素人なのに、いつの間にか条件が決められていたため」、とのこと。この条件はあなたが言ったのでは?
- また、「金の使い道について夫に説明を求めているが回答がない」、とご不満の様子。これまで妻の存命中からさんざん説明したのをすっかり忘れられているのですが、、
10月19日(水) 遺産分割審判 一回目
- 今回からこちらは弁護士が同伴。相手方は相変わらず義父のみ参加。義母は体調不良とのこと
- 裁判官より、義母が参加しないと義母の遺産に関する権利が侵害されるので、本当に体調的に来られないならば成年後見人を立てるようにとの話。
- 義父より義母の体調について話。寝たきりなわけではなく、買い物は普通に出歩く。しかし裁判に興味を示さず、来るかといっても行かないというとのこと。
- 義父「妻の首に縄つけるわけにもいきませんし。」<– なんの話?
- 裁判官「重要な会議なので、次はできるだけ来てもらってください」
- 義父の妄想小説 もとい 主張書がバージョンアップして登場 (審判当日提出)
- 義父: 大上段の、日本国憲法の生存権の話からスタート。どうやら夫が妻の生存権を認めず妻を精神的に圧迫した結果、がんなどの不治の病を患ったため、夫が殺したようなものだから夫には相続権がないと言いたく、かつ、義父の主張 ( 憲法で認められた権利である生存権侵害に基づく云々、、 )を受け入れない裁判所は憲法違反であると主張している模様
- 精神的に圧迫というのは例の月16万とか、入院時の支払義務者の話
- しかし、夫は相続権がないといいつつ、夫の財産はマンション含め分割して両親に支払わせるべきというダブルスタンダード。ジャイアンか何かですか?
- 義父: 夫に相続放棄を要求しているのは、葬儀後の義父・義母との遺産分割協議で、夫は「遺産はお慈悲で分けてやるんだ」という高圧的・威圧的な態度であったためであると主張
- そんなこと言うどころか、考えもしないです。ウソはいけません。
- 妄想があまりにもひどすぎくないですか? 弁護士経由で抗議したいです。
- 実際のところは、録音がないので言った言わないになりそうなのですが、、、
- 遺産分割協議自体は、あらかじめこちらが用意した資料に基づいて説明を行い、それについて義父がコメントしたことをその次の回で加筆し、これであってるか確認する、という流れで進めていました。例えばこんな感じです(下記)。この資料は、そのため、かなり実際のやりとりに近い内容が記載されています。
- ↓ 高圧的・威圧的なのは一体どっちなんでしょうね、、、、
- 義父: 結婚式の費用や、新婚旅行の費用は妻が全額出しているので、夫はその半額を親に返還すべき
- 結婚式の費用は折半つまり妻の負担費用と同じ分出してます。
- 新婚旅行代は夫が全額出していますが? なんの寝言?
- 新婚旅行についてはどうやら親が妻に新婚旅行費用小遣いとして ん百万渡していたらしく、それについて半額返せといっている模様 (知らんがな! しかし妻 可愛がられてますね、、)
- 義父: 夫の代理人 (=弁護人)は、上記について夫を説得すべき
- それなら自分も弁護人をやといなさいよ、、、
- 裁判官が、弁護人に相談しては?と義父にアドバイスしましたが、義父的にはそれはイヤなのだそうです。法律の素人だと自認してませんでしたっけ?
- 義父:金融資産以外には、遺物の話もあるが、向こうからされたのは(夫が)引き取る話のみ
- そんなことないんですが、、、
- 3/12の実家向け説明資料より抜粋 (一部固有名詞は修正)
- ↓実家で引き取りたいものはありますか? という話を最初にしています
- 義父: 大上段の、日本国憲法の生存権の話からスタート。どうやら夫が妻の生存権を認めず妻を精神的に圧迫した結果、がんなどの不治の病を患ったため、夫が殺したようなものだから夫には相続権がないと言いたく、かつ、義父の主張 ( 憲法で認められた権利である生存権侵害に基づく云々、、 )を受け入れない裁判所は憲法違反であると主張している模様
- 1時間くらい延々と、裁判官と義父との間で空中戦がありました。
- 義父「私の主張は、常識を申し上げているだけです。」
- 裁判官「それは法律的には認められないんですよ。」
- 義父「それなら、この世の中が間違ってる!!」
- 文章だけ見ると、悪い法律で苦しめられている義父、のように見えるかもしれませんが、法を無視しているのは義父のほうです
- 裁判官、「要するに寄与分を主張されたいということかと思いますので、寄与分の申立てをしてください」ということでまとめ、今回は終了
- 裁判官「寄与分の主張は、裁判所からこう書いてと言うことはできないので、弁護士に相談することをおすすめします」
- 義父「いや、自分でかきます」 また小説が出てくるのか、、
- 弁護士先生「いや〜しかしビックリしましたね。。。あの理屈が成り立つなら、遺産増やし放題ですねえ! こんなの弁護士やってて初めてですよ。裁判所も、あちらの提出資料まともに読んでないと思いますよ。そもそも当日出すようなものではありませんし」
- 次回は12月下旬
てな感じであります。もういいかげんにしてほしいですね。
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