九月は記録的な残暑だったようですね。
最後は台風が立て続けに来ましたが、皆様無事だったでしょうか。
さて、私たち夫婦の夏休みは、こんな感じでありました。
- 妻と一泊二日の旅行へ。 ← 【この記事の内容】
- 帰ってから、妻の隔月検診へ。今回も異常なしでした。
- その後、すみだ水族館とIKEAへ。
- あとは家でBD・DVD三昧
ゆっくり過ごせましたが、これも 妻の がんが再発していないがゆえの のんびりさです。
貴重な休みの日々と 妻の強運に感謝です。
かんつま!095 「富士山五合目」
最近富士登山が流行っているようですが、さすがに妻が自分の足で登るのはムリなので、車で5合目まで行く事に。
私は知らなかったのですが、この時期の富士山の5合目はめちゃ混みで、九月初頭に登った人は、4合目で二時間くらい立ち往生したあげく、引き返すはめになってしまったとか。えらい事です。
幸い、自分が行った日(9/9)は、問題なく行けましたが、翌日はまた 5合目ラッシュにつき、駐車場規制があったようです。
富士山は、登ってみるとだんだん山の形がよく分からなくなりますが、逆に どんどん下になっていく雲の様子や、ころころ変わる空の様子がとても興味深かったです。
今回我々は5合目で引き返しましたが、5合目から先に登ると森林限界を越えるので、景色が一変して見晴らしがよくなりそうですね。それはまた次回登った時の楽しみにします。
かんつま!096 「山中湖・夕陽」
写真はいわゆる「マリモ通り」から撮りました。
山中湖からはちょうど夕陽に映える富士山が見えました。
きらきら光る湖の水面がとても綺麗で、いつまでも観ていました。
保養所の職員さん達は、夫婦でやっていたようですが、とても気さくで親切な方々でした。
冬になるとこの辺りはワカサギ釣りが盛んなのだそうです。
料理もおいしかったですが、妻は 白米をほぼ食べられないので、おひつの二人分のご飯や、妻が食べづらい揚げ物類*1をほぼ一人で食べるはめに。
事前に、ご飯は半分でよいですと言っておけば良かったです。
かんつま!097 「花の都公園」
キックボード等と異なり、セグウェイは公道を走れないせいか、いまいち普及していませんが、乗ってみると確かに楽しいです。
乗り心地は、たとえるならば 夢の中でふわふわ浮かんでいる、という感じでしょうか。
園内は、残念ながら ひまわりがまだ咲いていませんでしたが、百日草やあじさい、それに世界のめずらしい花や、滝、三連水車に 珍しい溶岩の展示と、至れり尽くせりの構成でした。
植物が好きな人なら一日楽しめると思います。
かんつま!098 「河口湖・木の花美術館」
妻は実は猫のダヤンシリーズが好きなのだそうです。
そういえば、十年くらい昔そんな話をしていたような。。。
「あの、目つきの悪い猫!」と言ってしばかれたのを思い出しました。
美術館内には、絵本の展示もありましたが、話の内容が結構ブラックなものもあり、思ったより楽しめました。
例えば、ねこのダヤンが目をさますと、友達のねずみのうちの一匹がいないので、これは寝ている間に食べてしまったに違いないと思い、泣いて後悔し、最後に 「もうこうなったら 一匹食べるのも二匹食べるのも一緒、と思い始めた時……」というような内容の絵本がありましたが、これには最高に笑いました。
妻には この面白さ 同意してもらえませんでしたが……(汗)
[追記]
この話は「ダヤンのおいしいゆめ」という絵本に書かれているようです。ドラマCDにもなっているとは……(笑)
ダヤンのおいしいゆめ (Dayan’s collection books)
- 作者: 池田あきこ
- 出版社/メーカー: ほるぷ出版
- 発売日: 1995/10
- メディア: 単行本
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かんつま!099 「河口湖・オルゴールの森」
いわゆる「オルゴール」は実際には展示の半分くらいで、あとは自動楽器、例えばパイプオルガンや、自動バイオリン演奏装置、それから自動人形(オートマター)等といったものでありました。
音も綺麗だし、見た目もシックで感じがよいので、半日くらい廻ってもぜんぜん飽きず楽しめました。
ただ、妻は歩きすぎてちょっと疲れたようでした。
かくして、一泊二日の旅行を終え、東京に戻りました。
おまけ・旅行の写真
白鳥
妻「ぜんぜん人間を怖がらないね~。」
妻からひと言
山中湖、河口湖って、なんにもないかと思ってたけど、すごくいろいろあったね!
今度、またゆっくりこようね。
あ、でも、ジェットコースターには乗らないよ。
との事であります。
ではでは!
*1:揚げ物は、口の中に衣が引っかかって痛いそうです
*2:カルドセプト3DSネタです。汗
コメント
初めまして★
あたしも舌癌です…
再発と転移で 全適しました…
質問なのですが 舌って 前に出せますか??
他の人のブログで歯につくと書いてあリ
また違うのかなと思い…
あたしは全く 動きません…
ファーストフードとか食べれますか??
イキナリすみません…
これからも読ませてくださいね★
くぅ さん
書き込みありがとうございます^^
お返事遅くなり申し訳ありません。
再発と転移を経て、舌全摘でしたか。
大変な症状を乗り越えて来られたのですね。
ご質問の内容は 再建舌の話ですよね。
私の妻の場合、亜全摘(だいたい80%位?)でした。
妻の再建舌は神経がないので それ自体は動きません。
当然? 歯にも付かないので、「サ行」「タ行」の発音がうまくできません。
多分 くぅさんと同じなのでは……と思います。
ファーストフードの件。こんな感じです
・ハンバーガー:バンズしか食べられない。ひき肉は咀嚼中ばらばらに。レタスは飲み込めない
・ポテト、チキン:食べられなくはないが喉につっかかり苦しい
・ソフトクリーム、シェイク:クリームは問題ない。コーンは無理
・ライスバーガー:食べられる部分がない
・ナンドッグ:ナンは問題ない。ソーセージは意外と食べられる
・ドーナツ:シンプルなものは問題ない
いわゆるマックはやや難しいですが、お店を選べばそれなりにはいける感じです。
ただし食事に時間はかかりますし、毎回飲み込むために上を向く必要があるので、あまり目立たない席のある店がいいと妻に言われます。
以上、ご質問への回答です。
また、来て下さいね!^^/
突然の書き込みにも関わらず 詳しい返答
あリがとうございます(´;ω;`)
全く同じです…
食べれているのが凄いな
あたしは 抗がん剤の影響で
ミキサー食を食べれていたのに
無理になリました…
胃ろうもしているので 正直 焦ってます
見習って あたしも頑張リたい反面
怖いです…
因みにこの前 退院したばかリです…笑
また 新しい記事 楽しみにしています☆
くぅ さん
お返事ありがとうございます^^
妻の場合、たまたま 病状が 抗がん剤・放射線をやってもやらなくても変わらない、という事でしたので、やらずにすんでいます。
再発したら、恐らくやることになると思います。
さて 妻の場合 そのような治療を何もしていないにも関わらず、退院直後三ヶ月くらいはかなり弱っていて 病院からもらった栄養食の缶ドリンクと 市販の野菜ジュースばかりを毎日飲んでいました。
いまも、食事については、自宅では 基本的には パンか おかゆ + 栄養食 + 野菜ジュース です。
あとは もずくが好きなので よく もずくを食べています。
外食の時には、一口サイズの1/4くらいに切って口に入れた後、お箸か 愛用の長いスプーンで 少しだけ元の舌が残っている口の右側に食べ物を送り込み、一通り味を楽しんだ後は、鳥のように上を向いて、重力で流し込んでいる という感じです。
また、妻によれば、舌の感覚がない左側に食べ物があっても、口の裏側の皮膚や、のどの奥あたりで なんとなく味自体は分かる との事でありました。
(再建舌の真上が 一番感触がない との事でした。)
くぅ さんは、聞けば 抗がん剤治療中 かつ 病院を退院したばかりとの事。
ならば いままで出来ていた色々な事が出来ないという事に 焦ってしまうのも無理ありません。
抗がん剤治療は本当にきついそうですが、いつかは終わります。
その後 体力が回復するにつれ、工夫次第で 思ったより色々なものが食べられるようになっていくはずです。
このサイトの記事で、少しでも気持ちが明るくなるなら、こんなに嬉しいことはありません。
ありがとうございます。
なお、次の更新は10/20以降かな。。。という感じです。間があいてしまいすみません。
しばし、お待ち下さい。
ご質問については、いつでも回答しますので、他にも知りたいことがありましたら、なんなりとお問い合わせ下さい。(掲示板のほうでも、大丈夫です。)
ではでは! ^^/
お久しぶりです。
放射線治療が終わってから一ヶ月が経ちました。
もちろん無事退院しています。
放射線治療なんですが、想像以上の副作用でかなり大変でした。
抗がん剤と一緒で副作用は個人差があると先生に言われたんですが、自分はもろに出てしまったタイプです。
ほんと何事もなくけろっとしてる人もいるようです。
放射線をあてている時はあたっているという実感は全くありません。
この目には見えない、そして治療されているという感覚のない治療が、あとからジャブのように効いてきます。
要は放射線をあてられた箇所が放射線をあてたことにより火傷した感じになります。当然外からあてますので、外の皮膚は皮膚炎を起こし、口の中はただれます。
この副作用に個人差があり、自分の場合は外の皮膚は大丈夫でしたが、口の中がひどくただれて、一時痛くて食事が全く摂れない時期がありました。
そして同時に味覚もなくなり何を食べてもしょっぱさしか感じない時期もありました。たぶんそのしょっぱさも味覚のしょっぱさではなく、口の中の炎症の味だと思います。唾液線も腫れて唾液の分泌も悪くなりました。
奥さんはパンなら食べられるようですが、自分は唾液の分泌が悪いのでパンを食べると上顎に引っ付いてしまい非常に食べずらい食べ物の1つです。
白米も同じくとろみや納豆のような物、または汁気を多くした物でないと食べずらいです。
右側半分の摘出の自分でもやはり食べずらい物は沢山あります。
今は放射線の副作用の影響も多少あるので余計そう感じます。
味覚もやっと戻りつつありますが、甘味は未だにあまり感じません。
味覚の戻りに関しては、年単位になる可能性も充分あるようなので気長に焦らず治していくつもりです。
発音は自分もか行、た行、ら行がいいずらいです。
奥さんと仲良く過ごしているようで凄くほのぼのさせてもらってます。
お互い気長に頑張っていきましょう。
S.O さん
書き込みありがとうございます^^ 7月以来ですね。
放射線治療、お疲れ様でした。大変な思いをされましたね。
自分も口内炎がヒドいときには、食べるのがとても辛いですが、治療に伴う痛みはその何倍もあるのでは。。
治療の様子についても、情報ありがとうございます。
経験者のお話は大変参考になります。
これからは、ご家族と一緒に過ごし、体力をゆっくり回復させて下さい。
また、来て下さいね。お疲れ様でした。